平成28年研修旅行 高野山

平成28年3月27日(日)・28日(月)

高野山研修旅行 研修担当 川上蒼石

 

待ちに待った高野山研修旅行。世界遺産として、また真言密教の聖地として名高い高野山。かの空海が永遠の悟りの世界に入った高野山奥の院御廟参拝と宿坊体験期待は深まる。

天候にも恵まれ、心配した残雪もなく平成28年3月27日(日)28日(月)2日間、高野山の歴史と文化に接し、空海の書にも触れ、費用も極めて安価に抑え会員相互の親睦を深めることができた。高野山研修旅行の報告をする。

一日目8時30分羽田空港第1ターミナル。首都圏からの参加会員 秋山、有賀、内山、鈴木、中里、野坂、牛島、川上が元気な顔で挨拶を交わす。搭乗手続きを済まして9時30分発伊丹行きJAL111便に。30分後伊豆半島を横切ると、右手側にアルプスの山並をバックに真っ白な富士山が全容を見せる。上空かの純白な富士山に圧倒される。順調なフライト。伊丹空港からリムジンバスで大阪南海電鉄難波駅高野線乗り場3階北改札口に到着後昼食。浅田(広島)、中村(福岡)さんと合流。13時発特急こうや9号に乗車。会話は弾み、一路高野山へ。極楽橋からケーブルカーに乗り換えて高野山駅に14時33分到着。バスで奥の院へ、参道には豊臣秀吉や織田信長、上杉謙信、武田信玄や伊達政宗、春日局などの墓石が、そして奥之院御廟を参拝。歴史の重みと恒久の時間の流れを感じる。

今夜のお宿、宿坊福智院。天然温泉と精進料理が有名、外人客も多い。福智院山門には「布穀会研修旅行御一行様」手書きの看板が出迎えてくれる。早速記念撮影、高野山研修旅行の証。

部屋に通され、宿坊の案内を受ける。天然温泉で疲れを癒し、特別室で、精進料理の夕食。ビールで乾杯。夕食後8時から希望者のみ写経。9時30分から内山幹事の40周年事業の説明と意見交換。

 


奥ノ院御廟参拝後、清々しい気持ちで記念撮影

 

福智院庭園


二日目、6時から希望者は朝のお勤め、写経とお札を3か月間奉納。7時から朝食。宿坊の甲冑や書、

絵画等を鑑賞する。庭園、中庭も素晴らしい。

9時宿坊を出発。高野山の主要なお寺を巡る。

まず、「高野山ゆかりの書道展」を観る金剛峯寺で旅の安全を祈念し、次に霊宝館、空海の書に触れる。根本大塔等を参観した後、昼食再度福智院で荷物を受け取り、バスで高野山駅へ。特急こうや号で一路難波駅へ、解散。浅田さん中村さんは山陽新幹線で広島、博多へ。首都圏組は空路伊丹空港から羽田へ。全員元気に高野山の研修旅行を楽しんできた。この英気を布穀会40回記念展覧会の作品作りに活かしてくれると思う。

ご苦労様でした。次年度研修を期待して元気に書に励もう。